禍代の神子-灰桜-02 WOLF RPGエディター (容量:36MB)
大正時代の日本が舞台のADVゲーム。

守護霊の「千歳」を操作して、悪霊を引き寄せやすい体質の少女「入柄ほたる」を誘導しながら、怪奇現象が起こる屋敷を探索します。
4種類のENDに分岐するマルチエンディング。


禍代の神子-灰桜- 禍代の神子-灰桜-01

バグ探しADVバグ=デバ、ホラーADV彼岸邸の制作者・箱庭ゾーイトロープ/戸塚様による作品。
暗く不気味なオープニングからゲームが始まりますが、主要人物の「ほたる」は霊に気付かない事が多く、害の無いユニークな浮遊霊等も存在しており、怖さは控えめです。

キーボードで守護霊「千歳」の操作、マウスクリックで「ほたる」の誘導操作を行います。
誘導できる場所はポインターが赤いマークに変化するので、探索しやすい作りになっています。
「千歳」は、霊との会話や扉をすり抜けて部屋を移動する能力がありますが、物体に触れる事はできません。
物を調べたり、動かす必要がある場所には「ほたる」を誘導し、霊と人間の二人のキャラクターを使って探索を進めていく事になります。
終盤は難しく感じる謎解きもありましたが、詰まった場合は公式サイトに攻略のヒントが置かれています。

一つのエンディングに辿りつくまでの推定プレイ時間は、1時間前後。
きっちり探索を行い、道中で出会う「露」ともよく会話していたせいか、一周目は「エンド1 -灰桜-」に到達しました。
館の探索で見つかる「紙片」と「新聞紙」の入手が分岐に影響するようなので、終盤のセーブデータを利用すれば、楽にエンド回収できそうです。
「TRUE END」以外は暗く陰鬱な展開が多いものの、エンド1では分からなかった事情が語られる結末もありますね。
三部作として制作される予定の一幕目という事で、千歳の背景やほたると露の今後の関係等、次回作も気になります。
制作者様の公式サイトに、前作を含む作品と攻略情報が公開されています→DLサイト

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