犯人は僕です。-謎解き×探索ノベルゲーム- (*無料携帯アプリ)
探索×裏工作ゲーム。

大学のサークル仲間と訪れた旅行先で、殺人事件の犯人になってしまった「クロダ」が主人公。
犯人を突き止めるのではなく、犯人が周囲の人間の弱みを握って追い詰める内容になっています。


犯人は僕です。露天風呂編

「犯人は僕です。」 →iOS  →Android
探索の舞台となるのは、三階建てのコテージ。
1~3階、各部屋を移動して、登場人物との会話、相手を黙らせる為の証拠集めを行う裏工作パート。
疑惑の目を向けてくる者に反論し、探索で集めた証拠を突きつける会議パートを交互に繰り返し、警察がやってくるまでの5日間を逃げ切ります。

主人公と事件の被害者である「シラユキ」を含め、サークルメンバーは7名。
サークルの部長「アオキ」、女性メンバーの「ミドリ」というように、登場人物は色に関係した名前が付いており、分かりやすく色分けされた立ち絵と居場所のマークが用意されています。
登場人物の秘密を探っていくうちに、人気者の部長とその取り巻き、女子メンバー同士の仲等、良好とは言えない関係が明らかになっていきます。
それぞれの歪な人間関係が見えてくるのが面白く、嫌味だったり癖のある人物もいますが、不思議と憎めないキャラ揃いでした。

「犯人は僕です。~露天風呂編~」 →iOS  →Android
温泉旅館を訪れたメンバーは、主人公と被害者の「ツチヤ」を入れて8名。
基本的な操作は前作と同じですが、共犯関係になった「シラトリ」とスマホで連絡をとって口裏を合わせる新要素が追加されています。
今回は主人公だけでなく、シラトリに容疑がかけられる事もあり、互いに窮地を救い合いながら、一日目午前~三日目午前までを過ごします。
言動が怪しい「ミドリカワ部長」をはじめとして個性的なキャラが多く、被害者が死亡する事件が起こっていても登場人物のおかげで、終始明るいノリでプレイする事ができました。

二作とも「NORMAL END」、「TRUE END」に分岐するマルチエンディング。
全ての会議の成功率を100%にして最終日を迎えると、一周目では見かけなかったアイテムが入手できるようになっており、必要な証拠品を全て回収する事でTRUE END に到達します。

「露天風呂編」では、ノーマルエンド露天風呂編でクリアした後、「ストーリー」画面の下にトゥルーエンドの分岐条件が確認できます。
最後に追い詰める事になる人物は好きなキャラクターだったので、全ての事情を知るとショックでしたが…
また、日時を選択して続きから始められるシステムも追加されているので、一周目で会議の成功率を100%にできなかったパートだけやり直せば、前作より楽にエンド回収できそうです。
制作者・G.Gear.inc様による、ADV シェアハウス -今日も僕は監視する。 も公開されています。


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