busitter WOLF RPGエディター (容量:約18MB)
織田信長公を操作して、冥土の世界で下克上を果たすアクションRPG。
残念な死に方が原因で力を失ってしまった「信長」が主人公。
案内役の助言を聞きながら死後の世界を巡り、裏切り者の討伐を目指します。


お怒り信長 oikarinobunaga

冥土の世界には複数の戦国武将が住んでいるようで、サッカーやSNS、NHK大河ドラマ「真田丸」を楽しんでいたりと、復讐に燃える主人公と違って、のんびり暮らしている様子が見られます。
徳川家康、豊臣秀吉、武田信玄、上杉謙信、朝倉義景、浅井長政等のゆるい呟きが流れる「Busitter」機能もあり、新たな場所に行く度に情報が更新されるので毎回チェックするのが楽しみになります。

配置されている草花や木材は、ゴールドとして入手する事ができ、町やダンジョンを歩き回るだけで軽快に資金稼ぎが行えるシステム。
[C]キーか、[Shift]キーでジャンプ操作。タンス、机等の一部のオブジェは、決定キーで掴んで動かせる物があります。
ジャンプアクションと障害物を動かす操作を組み合わせて進む、パズル要素のある謎解きも用意されています。
定期的に案内役によるチュートリアルが入るので、少しずつ操作に慣れていく事ができます。

戦闘は、敵に接触する事で発生するシンボルエンカウント制。
3×3の陣地を移動しながら、「技能」欄にセットしている三種類の技を使い分けて攻防を行います。
敗北してしまうと、所持金はその場に置き去りとなり、スタート地点のお花畑に戻されます。
序盤は雑魚戦を一回こなすだけでも時間がかかりますが、技能の強化や上手い組み合わせを見つけていく事で戦闘の面白さが増していきます。
強力なボス戦もありますが、資金を投入すれば楽に主人公を強化する事ができ、ある程度ゲームが進行するとドーピングアイテムも買えるようになるので、アクションが下手な人でも難易度を調整して遊べる作りになっています。

復讐の対象である明智光秀打倒と、その後行けるダンジョン攻略を入れると、6時間半程度のプレイ時間でした。クリア後も古びたメダル集め、エリアボス討伐をしながら、まだまだ遊べそうです。
制作者・ポルゼンヌ小林様の前作「新入り魔王」「前向き勇者」と同じく、愛嬌のあるキャラ達のやりとりを楽しみながら、冥土世界の探索が楽しめる作品。
制作者・ポルゼンヌ小林様の公式ブログに、前作を含む作品情報が公開されています→DLサイト

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