□フリーゲーム道楽□　面白いフリゲのレビュー＋攻略日記

　

「ミィヤと魔女の試練」、「夏休みは田舎で・・・」、「そしてゾンビな僕たちは」等の制作者・ゆわか様の作品。
罠が張り巡らされた暗い屋敷内を探索する内容になっており、仲間達とのコミカルな会話も導入されますが、前作と比較すると少々暗めの世界観。
ホラー要素はほとんど無いものの、不気味な演出や即死系の罠があります。

ゲームのOP後、ミッション形式で進むチュートリアルステージが始まります。
アイテムの使用、二つのアイテムを組み合わせる、「考える」コマンドで謎解きについての情報を得る等、基本的な操作の練習が行えます。

館の中で出会う仲間は、「リック」、「アーネスト」、「ブレンダ」の男女三名。
主人公と同じく身内を探して「帰らずの館」を訪れており、メニューの「アクション」画面で相談する事で、謎解きに関するヒントがもらえます。
また、「考える」コマンドで仲間について考察する事で、仲間の信頼度の変化を探る事も可能。
二文字単位でしか喋らない「リック」、温厚な好青年の「アーネスト」、気丈な女性の「ブレンダ」と個性的な面々になっており、同じ謎解きについて相談した場合、それぞれが正しいと思うやり方を回答してくれます。
中には、あまり参考にならない回答もありましたが…謎解きの合間にちょっとした会話を交わしながら進められるので良い息抜きになりました。
アクション画面で選択できる、「考える」「相談する」システムのおかげで十分なヒントが得られるので、適度な難易度で進められそうです。
文章のみで見辛いですが、自分用の攻略メモを置いておきます→攻略メモ

一つのエンディングに到達するまでのプレイ時間は、大体1時間程度。
仲間との相談や会話イベントを見ながら、豊富な謎解きが楽しめる作品になっています。
一番最初に見た「ＥＮＤ Ｂ」は暗めではありますが、ブラックで結構好みの結末です。
館の真相が明かされるもう一つの結末は回収に手間取りましたが、ほのぼのした展開になっており、気分良くプレイを終える事ができました。
制作者・ゆわか様の公式サイトに、多数の作品情報が公開されています→DLサイト