メニュー NScripter (容量:14MB) 
暑い日に、少女が話す10の怖い話。
プレイヤーは首を横に振るか、縦に振るかして選択肢を決定します。
少女への返事によって、中二病や潔癖症等が関わる10の物語が語られていきます。
それぞれのシナリオ毎に、2種類のENDに分岐。


手 メニュー

ホラー演出や残酷な展開があるので、苦手な方はご注意下さい。

綺麗な青空のタイトル画面と、夏らしいセミの鳴き声でゲームが始まります。
ゲーム説明には「少女が話す10の怖い話」とありますが、少女らしからぬ巧みな語り口調で、様々なシチュエーションの物語を話してくれます。
結構文章量がありますが、少女の語り口調に誘い込まれるように、気付けば一話二話と続けざまに読み進めてしまいました。

オカルト系の話の中に、現実世界にも存在しそうな人間の嫌な部分が見え隠れし、怖さの他に何とも言えない気味の悪さが堪能できます。
十の話の最後には、少女が語る物語の登場人物達の結末と、プレイヤーが操作する聞き手が辿る事になる結末が語られます。
どのエンドも悲惨な展開が多いので人を選ぶ内容かもしれませんが、テンポの良い語り口調のおかげでオチを楽しみに一気に読める作品でした。

推定プレイ時間は、二時間程度。 全てのシナリオのエンディングを全て見た後、「はじめから」を選択すると新しい選択肢が追加されて「おまけシナリオ」が見られます。
制作者・神波裕太様の公式サイトの「一般向けゲーム」に作品が公開されています→DLサイト

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