LONGESTCAPERUNNER (容量:約6MB)
長崎が舞台のアドベンチャーゲーム。
中華街を牛耳るチャイニーズマフィアからお宝を奪った女子大生と、それを追う組織の幹部という、二者の視点で進展する物語。
重い描写もありますが、基本的にはギャグを交えた明るいストーリー展開です。

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画面右上の陰と陽のマークをクリックして、男女の主人公の視点を切り替えながら物語を進めます。
ゲームデータは、マップ左下にある「大浦天主堂」で記録可能。
街並みが魅力的に描写されていて、ゲーム世界を動き回るのが楽しい作品。
本筋の物語以外も、長崎の町をぶらぶら買い食いして巡れる、観光のような要素も面白い。

チャイニーズマフィアに追われて仲間が死んでいる状況でもやたら陽気な女主人公や、こんな中華マフィアいないだろう…と謎に思う点もありますが(男の主人公はともかく、ちょっとホスト風な人がいたり・・;)
女子大生の主人公「高菜志穂」の賑やかなキャラが印象的ですが、もう一人の男性主人公「陶世劾」も渋い良いキャラクターです。
無精髭を生やした厳しい面構えは、裏組織の幹部というよりベテランの刑事のような印象も受けます。

男女の主人公のシナリオで提示された選択肢によって、二通りのエンディングに分岐します。
あちこち探索して回りたい気になりますが、余計な選択肢や行動をしすぎるとバッドエンドルートに行ってしまう事になり、難易度は少々高めですね。
勘で進んでいくと、大方は死亡ENDの方に行くと思いますが…明るい女主人公によるコミカルな物語から、一変して暗い鬱ENDになる展開も結構好きでした。

*製作者・御茶ノ水電子製作所 様の公式サイトの方で、以前はブラウザゲーム版も公開されていましたが、現在はDL版のみになっているようですね。
「second Anopheles」 第1部~第3部のシリーズ作品も公開されています→DLサイト

下記に攻略メモがあります。ネタバレにつき、要反転。

主人公とその仲間キャラが一人でも死亡した場合は、全員生存ENDに行けません。

・志穂視点
<ケープマンション>  *TVを見ると「上代の死亡」となるので見ない。
 林、葵と何度か話し、情報を得る  …考える… 身の保身ではなく、積極的な選択肢を選ぶ

<中島川>  アイスを買う  …アイス売りと会話し、話を聞く …夏の話をする 
 聞く―灰律 …灰律を貰う

<ブルーヒルハイツ>
 先に「陶」視点で行っておく …部屋に入らず、『見る』でアパート周辺の様子を確認 …「陶」達の姿を確認しておく

 …再度、訪れて部屋に入る …「ベレッタの試し撃ち」をする

<夢彩都>  葵を探す …葵の姿を見つけて、『様子を見る』、『話を聞く』 選択肢

<長崎大学>
 「志穂」で教授から『灰律』について、しつこく聞かない。
 *しつこく聞くと、教授死亡のフラグが立つ為、一度聞いて「灰律」を貰ったら、さっさと立ち去る

<たから荘>
 ベッドの下を何度か調べて、『開ける』選択肢 +「茅ヶ崎ライブチケット」 +「上代メモ」

<稲佐山>  林健を探す‐‐‐

・陶視点
<長崎大学> …学生達から上代の仲間や、女主人公「高菜志穂」の情報を聞き込み

<ブルーヒルハイツ>  会話した後、部屋の中を調査。

<新地中華街>  店内に入り、情報収集。その際、『灰律・葬王』についてはしつこく聞かない。
 *店を出た時に、『周りを確認』する選択肢。 文啓の部下の尾行に気付いておく。

<中島川公園> 琢春が灰律を手放した後に公園へ行かない。*啄春死亡フラグ。

<思案橋>  *中華街で「気配」に気付かず、かつ灰律入手の『経緯』について聞いているとルシオラ死亡。  「ルシオラ」から灰律について聞き、譲り受ける 
 …店を出る際に、襲撃者から「ルシオラ」を庇う選択肢

<新地中華街>  長崎大学で郭教授が女主人公に灰律を渡した後、繰り返し『灰律と葬王』の話を白から聞くと、郭の情報をもらえる。

<長崎大学>  *「志穂」で教授の死亡フラグを立てていなければ「陶」視点で行っても無事。
死亡フラグが立っている状態で、行ってしまうと郭教授の死亡確認となる。
 …灰律と渡した人物について、情報を聞く。

<夢彩都>  「志穂」の銃撃戦後に来ると「林健」がいる。『後をつけない』選択をして、尾行はしないでおく。

<長崎駅> 「文啓」を発見する。*先に、志穂の<夢彩都>での銃撃戦イベントを済ませておく。

<新地中華街> 白から何度か会話。

<稲佐山> 文啓を探す‐‐‐

・志穂視点
<稲佐山> 志穂と陶が、稲佐山に到着しているとイベントが進展



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